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2010年1月 7日 (木)

上野の森美術館「聖地チベット」展に行ってきました。

こんにちは(*^^)v

お正月休みが終わって5日が初仕事でした。
職場の皆さんに新年のご挨拶をして
仕事が始まりましたが
いつもより多いご相談(図書館用語で「レファレンス」といいます。)を受け
個人的に割り当てられた仕事が押してしまい
初残業もしました。

でもレファレンスは自分の勉強にもなるし
知りたいことに行き着いたら
利用者の方もものすごく喜んで下さるし
これからも数多くこなしていきたいので
初日としてはいい感じだと思います♪
(苦労も多いのですが。HELP出すこともしばしば。)

さて1月3日にずーっと駅のポスターを観て
「行きたい!行きたい!」と思っていた

上野の森美術館「聖地チベットーポタラ宮と天空の至宝ー」に
やっと行ってきました。

「期間中は無休」と書いてあったので
元旦もやっていたのでしょうね。

9月19日から1月11日までの期間の開催です。

いやー楽しかったです。
なんだかドキドキしました。(不謹慎か?)

「信仰」をすることには興味が全くないのですが
宗教の歴史、建物、像、音楽、教えの内容に興味があります。
(歴史の浅いものには全然興味がありません。)

今回も音声ガイドを使いました。
お金はかかりますが
「ここに注目!」的な事も言ってくれるので
私の場合、使わなかったら絶対に見落としてるなあと
思うところも観られてよいのです。

最初の展示の前に
おみくじのような「守り神」箱が・・・。
引いてみると
「愛と慈悲の女神 白傘蓋仏母」と書いてありました。
私の守り神だそうです。
愛と慈悲で守ってくれるとても強い女神!
やっぱりねー。なーんて。^_^;

さて、展示物はというと!!
「吐蕃王国のチベット統一」という序章から始まりました。
進むにつれて
金の光でまばゆかったですね。

仏像の立ち姿が左に重心をおいて立っているため
とても柔らかい感じがしてとても好きです。

表情もものすごくあって、眼力ハンパないですよ。
女性尊は美しいなあと思いました。
日本の仏像より豊かな表情です。

チラシにのっていた
「十一面千手千眼観音菩薩立像」は意外にちいさかったのですが
もう、本当に千手あるでしょう!というほどの
手手手・・・ですよ。


いろいろな像がありましたが「父母仏像(ぶもぶつぞう)」が
いろいろな意味ですごい。
父母仏像が何かはお調べ下さい。
ぱっと見ただけではわからなかったのですが
解説を読んで音声ガイドを聞いて
初めて「あ、ホントだ」と。

修行を積んだ僧侶だけが見ることができるものなんだそうです。
本当は。
いいのかなあ、私は修行を積んでないよ。
とおもいましたねえ。
これをみて勘違いをする人がいるらしいのですが
勘違いしないで下さい。禁ですから。

他にびっくりしたのは
「カパーラ」という法具です。
徳の高い僧の頭蓋骨を使う「杯」です。
確か、自ら死後そうして欲しいと願っていたと
解説されていたとおもうんですが(間違っていたらスミマセン。)
水を入れると聖水になるとか。
上部は色鮮やかな装飾が施してあるのですが
下部はまさしく頭蓋骨。
でもとてもきれいに磨き上げてあり
よく観ないとわかりませんでした・・・
19世紀のものらしいです。

日本の密教にもあるんですかねえ。

わからないことばかり。

医学に関することが絵で記されている
「四部医典タンカ(タンカは布に書かれている仏画です)」なども
興味深いものでした。

楽器ありましたよ、
ピアノの原点となったのではないかといわれている
竪琴とか(展示物には弦はなかったので音声ガイドで
説明を聞いたのですがイマイチどんな風に弦をはっていたのか
よくわからなかったです)
めちゃくちゃ長いラッパ^_^;
アルプホルンみたいな楽器ですね、
それはドゥンチェンというのですが
標高が高いので、吹くのには相当大変だそうです。
(スイスも標高高いのに、あの長さ・・・。なんで?)
それを固定させる台があって
その台にも宗教的な細工があってきれいでした。
音はさすが音声ガイド!
聞かせてくれました。「(低音)ボボー」と。

なんかすべてのものが
私のツボにいちいち来るので
もっと調べたくなって美術館のショップで本を買ってみました。

『はじめてのチベット密教美術』春秋社 正木晃著

はじめてのチベット密教美術 Book はじめてのチベット密教美術

著者:正木 晃
販売元:春秋社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

値段は2300円と高かった・・・。
この展示の図録も2300円で
厚くて大きかったのですが
「高いからやめよう」と思って悩んだ末やめたのに
同じ値段でもっと小さくてうすいのに買ってしまった・・・。

くすん。しょうがない・・・・。

今回来ていないものや詳細もわかりやすいし
カラー図版が93点も入っているのでよしとしよう・・・。
(・・・図録はもう買えないけど、本はいつでも買えたなあ・・・。)

この本にはチベット密教の歴史ももちろん書かれていますが
文革などの時に破壊されてしまった密教美術品が
あることも触れています。

チベット問題についても考えさせられます。
中国のことにも興味がある私としては
なんとかならないものかと思いました・・・・。

・・・というわけで、
眼力気になる人はあと数日しか期間がありませんけど
足をお運び下さいませ。

ではでは。

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