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2010年9月15日 (水)

本の話。

こんにちは(*^^)v

今日は久々に本のお話を。

今年完読27冊目は

『司書はなにゆえ魔女になる』

司書はなにゆえ魔女になる Book 司書はなにゆえ魔女になる

著者:大島 真理
販売元:郵研社
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タイトルにひかれて。読もう読もうと思ってやっと
手に取りました。

司書魔女のエッセーシリーズは3部あり、
その中の1冊です。

著者の方は司書もされ、今は司書養成のお仕事をされているようです。

前半は図書館などについてのエッセイ、
後半は本や映画の感想など。

短い文章で非常に読みやすかったです。

この中で私がこのブログの中で以前記事にした
作品が2つ入っていました。

『親愛なるブリードさまー強制収容された日系二世とアメリカ人図書館司書の物語』
(図書)と
『善き人のためのソナタ』(映画)です。

「そうよ、そうなのよ」・・・なんて思いながら大島さんの文を
読ませていただきました。

・・・・・・が、同じ作品の感想なのに文章の深みが全然違うーshock

本出すぐらいの方と凡人では違って当たり前ですけども
あまりに私の文章が稚拙なので・・・。

まあ、それはさておき、

タイトルを見て想像していた中身とはちょっと
違いましたけれど、読みやすくてよかった。

司書(それを目差している方)以外の人にも広く読める本だとおもうけれど
このタイトルだと広がっていかないかもしれませんね。

大学図書館に勤務していらっしゃった経歴をお持ちなので
公立図書館の図書館員とはちょっと違うかも。

私は公立図書館しか経験がないので
大学図書館ってどんな感じなのかわかりませんが
両方お仕事したことがある方から聞くと
やはり全然違うって。

それはそうでしょうねえ。

利用者の対象が違うのでサービス方法も違うしね。
私の勝手な思い込みですけど
日本の公立図書館は「サービスが最優先、大学図書館は専門性が優先」って
思い込んでます。実際どうなんでしょうか。

本からかなり離れてしまいましたが

他のシリーズ
『司書はときどき魔女になる』『司書はふたたび魔女になる』
も読まなくちゃ!

次28冊目の本は

『ヨハネスブルグへの旅』

ビヴァリー・ナイドゥー作
もりうち すみこ 訳
橋本 礼奈 画

さ・え・ら書房 ISBN 978-4-378-01477-7
2008年4月 発行

『司書はなにゆえ~』の中で紹介されていた本で

児童書です。

アパルトヘイト下の南アフリカ。
重い病気にかかった妹を心配した
黒人居留地に住む姉弟が300キロ離れたヨハネスブルグに住み込みで
働いている母親に助けを求めに行く。

『母を訪ねて三千里』のようですが
ヨハネスブルグに到着するまでの旅行過程は
50kmほど行ったところでトラックに乗せてもらえるため
歩いていくしかないと思っていた2人には
ラッキーなことでした。低学年でも読めると思われますので
そこは割愛したのでしょう。
まだ歩いている頃、
白人の農場で働いている少年に助けられ
その現状を知ったりして
アパルトヘイトの初歩的なことから始まり、
ヨハネスブルグに近づくに手つれ、
どんどんその恐怖とそれで良いのかという思いが膨らんできます。
都会のヨハネスブルグで2人を助けてくれる
人に出会い、母親と再会しますがやはり一筋縄ではいきません。

どんな扱いを受けていたのか
とてもよくわかるように書かれています。
アパルトヘイト下では
黒人の学校は白人の元で働くための言葉や文字を
覚えるためのものであるというところが
ショックでした。

そして、そんな中でも自由を求めて
闘った学生たちがいたこと、しかしそれは押さえ込まれてしまったこと。

この旅にでて
主人公の少女はいままで考えたこともなかった
「自由」について考えはじめ、一歩でも前を進もうとしたところで
この話は終わります。

この著者は白人です。
こんな世界はおかしいとして反アパルトヘイト運動に
参加していた方で警察に捕まり投獄されたりもしたそうです。
その後、イギリスに亡命しこの作品を記しました。
南アフリカ政府よりこの本は発禁。
しかし、他の多くの国の子どもたちが読み、アパルトヘイトの現状を
知ったそうです。
読んだ11歳の子どもが発禁に怒り、手紙を送ってきたことも
あったそうです。(「訳者あとがき」より)

今はこの本の主題のアパルトヘイトは崩壊していますが
貧富の差は広がり、とても不安定な国です。

サッカーWカップが行われている最中でも
事件は起きていましたよね。

私たち日本からはかなり遠い国ですが
「平和」を考える時、知っておきたいことはたくさんあるなと
思うのでした。

・・・・・もう9月。あと3ヶ月半。年初の予定、「年100冊完読」は
ムリだったか・・。50冊もいくかどうか・・・(;´д`)トホホ…
かじり読みなら100は軽く行ってるんだけど。
言い訳ですね、スミマセン。

速読しない(まあ、できないんですけどね。)柊でした。

ではでは。




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