« 32冊目の本。冲方 丁著『天地明察』 | トップページ | キッチン用品「ムッキー」買いました。 »

2010年10月25日 (月)

東京国立近代美術館『上村松園展』に行きました。

こんにちは(*^^)v

もう閉幕してしまいましたが、
先日「上村松園展」を観て来ました。

午後に行ったのですが、まずまずの混みぐあい。
年齢層は私の母(わたしは40代^_^;)ぐらいから
もうちょっと上の先輩が多かったかな。

女性が圧倒的でしたね。

私がOLだった頃にこの方の絵に会い、
ものすごく惹かれていたので
とても楽しい時間を過ごすことができ幸せ!

柔らかで日本の色彩に包まれている中、
描かれている女性の凛とした強さが私の気持ちを引き締めてくれました。

秋になってから、気分が低空飛行だったので
観にいけてよかったです。

「どれもこれも家にあったらいつも部屋をきれいにして
見ていたいなあ」と思う作品でしたが

特に有名な『序の舞』は松園が「私の理想の女性の最高のもの」と
述べたといわれるだけあって
圧巻でした。

絵自体も大きいのですが
舞いに全身全霊を傾ける女性をみて
「私もあんなふうに集中できたら・・・・。」と思わせられました。

それから
自分も母親だからでしょうか
『母子』もとても良い絵でした。
松園のお母さんのエピソードを知ったら
ますます、この絵に惹かれます。

早くに松園は父親を亡くし、お母さんは
女手1つで子どもたちを育てますが
松園が絵を学びたいといった時
親戚たちはみんな反対したけれど
お母さんだけは反対せずに応援してくれたそうです。
製作に行き詰った時も
さりげなく意見をしてくれたりして
ずっと応援してくれていた存在。

親の立場としては
私も見習わなくちゃならないなって・・・・。

思うんですけど、できてないな~。とほほ。

子どもとしても感じることありで
「私の母にも何かしてあげたいなあ」とも思わせてくれる絵でもありました。



そしてそしてとても気になった作品

『花がたみ』。

「謡曲『花筐』の登場人物『照日の前』が継体天皇を想って
狂い舞う姿を描いた」と今回の展示作品解説にあります。

この謡曲「花筐」というもの自体、全然知らなかったのですが
正気を失う心理状態を表情、特にやはり「眼」でしょうね、
表されています。
この画を描くために精神病院に取材に行くなどして研究したそうです。
(こちらも展示作品解説より。)

描かれたのは大正4年。

他の作品とは違う、静かなんだけど哀れさと寂しさが強烈に伝わってきます。

時間をとってじっくり見てしまいました。

もう1つ、激しい情念を表現した作品、
『焰』(焔)は残念ながら前期展示だったので
見ることがかなわなかったのですがそちらも
パンフレットなどにもよく載っているので
見たかったですが、仕方ありません。

東京国立博物館蔵のようなので、いつか観られるでしょう。

秋は心惹かれる美術展も多くやっているので
できるだけたくさん行きたいと思っています。

次ねらっているのは東京都庭園美術館で開催中の

『香水瓶の世界』。

優雅な気持ちになれるかな??

ではでは。

|

« 32冊目の本。冲方 丁著『天地明察』 | トップページ | キッチン用品「ムッキー」買いました。 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/85432/37384978

この記事へのトラックバック一覧です: 東京国立近代美術館『上村松園展』に行きました。:

« 32冊目の本。冲方 丁著『天地明察』 | トップページ | キッチン用品「ムッキー」買いました。 »