2013年9月 9日 (月)

読んだ本の話

こんにちは(*^^)v

やっと涼しくなってきてホッとしている柊です。

さて、今日は久々に本のお話を・・・。

備忘録としてここに記そうと思っていたのですが・・・

結構読んでいたはずなのに何を読んだかもちょっと記憶飛んでます。

すぐ書かなきゃね・・・。

ということで直近から。

『爪と目』
藤野可織/著 文藝春秋 9月特別号

先ほど、読み終わりました。
湯気経ってます。

単行本ではなく雑誌の全文掲載を選びました。
電子書籍で。

ご存じのとおり149回芥川賞受賞作品。

受賞作品、読んだり読まなかったりなんですけれども
今回はちょっと興味があったので
読んでみました。

「私はもうちょっと読解力をつけたほうがいいなあ・・・」が
読み終わりに一番思ったこと。

難解な部分があるとか風景が全然浮かんでこないとか
そんなことはないし、
登場人物に対しての感情も湧いてきたのですが
読み終わりがなんとも言えない感じで。

で、結論、私の読みが甘いんだろうと。

登場人物の中で「この人嫌だなあ」って思う人がいました。

それは確実。coldsweats01

次。

『想像ラジオ』

いとうせいこう/著 河出書房新社/出版
978-4-619-02072-0/ISBN
1400円/価格 2013.3/出版日
 

今日の午前中に読み終わりました。

こちらの作品は
これまたご存知だと思いますが
先ほどの『爪と目』が受賞した回の芥川賞候補作品の中の1つ。

こちらではなく『爪と目』が受賞したのはなぜか
知りたくて、読んだらわかるかと思い
『爪と目』を読んだんです。

きっと読み足りないせいでしょう。
答えは出てないです。
いいや。

「あの日」から丸2年たった日に出版された
この作品は同僚の方に紹介されました。

その方から、大筋を教えて頂いていたのですが
しまった、きかなければよかった・・・

そちらから来たか。

想像ラジオ・・・。

この本の帯にもあるように

   「私たちが今、必要としていたのは、この小説だった」

私もいっきに読みました。

もう最後は私の目が靄ってしまいました。

読み終わった瞬間、大げさだけど
私の中の一部分が180度変わったような
そんな、なんて言うか、なんだろうな

うーん、表現できないや。

最近、こんな風な感想が多すぎてだめだな。

とにかく、この本は出会ってよかった。

Kさん、ありがとう。感謝です。

いとうせいこうさんは凄いな。
ただただ凄いなと心にずんと来ました。

そして、草ちゃん。あなたも凄いよ。

次は

『卵の緒』

瀬尾まいこ/著 マガジンハウス/出版
978-4-838-71388-2 /ISBN
1,400円/価格 2002.11/初版出版日

出版から結構立っている本ですね。
たまたま私のところに巡り巡ってやってきた本です。

同僚のMさんのおすすめだったので
読んでみることに。

2作品入っていて

表題の『卵の緒』と『7’s blood』。

人と人のつながりを
相対する関係で書いている。

どちらも心に響いたなあ。

登場人物が健気なんだ。

いろいろな想いをもっていて、
ずっしり抱えているんだけど
それぞれ生きている。

相互、一緒に生活しているうちに
影響し合って
変化していくところが
とてもよかった。

次は

『リターン』

幻冬舎/出版 
978-4-344-02410-6/ISBN
1400円/価格 2013.6/初版出版日

『リカ』

幻冬舎/出版
978-4-344-40439-7/ISBN
600円/価格 平成15年10月/初版出版日
(文庫)

この2作品は

五十嵐貴久/著 の作品で

『リカ』の続編が『リターン』ですね。

『リターン』を新聞広告でみて
読んでみたくなり
逆走して『リカ』を読みました。

一言

「怖いわっ!!」

ぐずぐずしているところがない。

どんどんストーリーが進む、進む。

続編を書くことできる・・・・よなあ。

ううっ。

とにかく、怖かった。

「主人公、自業自得だから!!」とはちょっとは思うけど
怖すぎる・・・・。

『リカ』は文庫を読んだのですが
先に発表された単行本には入っていないラストがあって
完全版とのこと。

発表当時と現在とはネット世界もかなり変わっていると
おもうけど、気をつけろっていうのは同じだなあ。

自分もなあ。




次、

『模倣の殺意』

中町信/著 東京創元社/出版
978-4-488-44901-8/ISBN
740円/価格 2004.8/初版出版日
(文庫)

これも新聞広告でみて
読んでみました。

これは帯のとおり

      「解説は先に読まないでください!!」

です!

この作品はなんだかいろいろな経緯をたどっているっていうことが
あとでわかるのですが
それを知らなくても別にどうってことはないんです。

ここで書いちゃうとすべてがネタバレになってしまいそうなので
やめときます。

なるほどなあ、そうかあ。

最後に

『微笑む人』

貫井徳郎/著者 実業之日本社/出版
978-4-408-53607-1/ISBN
1575円/価格 2012.8月/出版日

この作品、前に書いたかなあ・・・
読んでからずいぶん経ったような気がするので・・・

確かこの本から、私のサスペンス(推理?)小説チャレンジが
はじまったような気がします。

とは言っても、たいした読んでないけど。


これは一般民には理解できない動機での殺人。

ここだな、なんといっても。

「こんな」理由で!?まさか!?
信じたくない!

いろいろな感想があると思うのですが
これは、ちょっと新しい推理小説かなって
思いました。

とにもかくにも、もやもやもやーーーーーー。

この感じはなぜなのかを考えさせる小説でした。

ああ、人ってそうなんだ。

犯人そのものよりも読み手側にたった小説っていうか。

でも、これは?あれは?

読み手にまかせることが多すぎません?coldsweats01


他にも何冊か読んでいると思うんだけど、
思いだしたら
また書きます。

今読んでいるのは

『終わらざる夏』浅田次郎/著

『海賊と呼ばれた男』百田尚樹/著

↑これは本屋大賞を受賞する前から読み始めていたのが
「惚れた!」と思って、もったいなくてゆっくり読もうと
ちょっと休んでました。

『あたっくNO.1』樫田正剛/著

平行読み好きです。

ありーちょっと偏ってるな。
夏だからか。いや、もう秋ですけど。

百田尚樹さんといえば
『永遠の0』も読んだんだったーーー

そちらはまた今度。

ながなが失礼いたしました。

ではでは。

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2012年10月27日 (土)

絲山秋子さん著『ばかもの』を読んだ。

こんにちは(*^^)v

今日はこの本。

『ばかもの』

(絲山 秋子/著 新潮社/出版社
2008年9月/出版日 4104669032 /ISBN)

この本は

『ニッポンの書評』
(豊崎 由美/著 光文社/出版社
2011年4月/出版日  4334036198 /ISBN)
で取り上げられていた作品です。

私は備忘録として、このように読んだ本について書かせていただいているわけですが
物書きでもないし、語彙も乏しくて
そんなやつが書いちゃってもいいのか・・と
思って、
もちろん書評ではないのですが、本について書くことについて
それをお仕事としている方の心得を知りたくて
まず、この本を読ませていただきました。

いやー、豊崎さんが書かれている、
ご自分ではやらないこと、私結構、やっちゃってます。
ひょえー。ごめんなさい。

しょ、書評じゃないからゆるしてー。

ということで

『ばかもの』についてですが(汗)

豊崎さんの書評をみて!(力説!)読もうって思いました。

というのも、他の方が書いた書評も『ニッポンの書評』には書かれていて
当然そちらも読んでしまったので・・・

まあ、別の方の書評は
「どんなことが書かれていて
どんなふうになるか」ってことも書いてあって

(もちろんそれプラス、最後には「ほほう」ってことも書かれているんですけど。)

なんか、楽しみを半分、読む前から持って行かれちゃった・・・って
読み終わってから思ってしましました。

やっぱりネタバレはきついね。書評として。

ああ、これでは『ニッポンの書評』についてになってしまった。



『ばかもの』についてですよ、そう!

ああ、ここにも
数日前に書いた角田光代さんの『月と雷』に出てくる登場人物と
同じ匂いがする人がいるような・・・いないような・・・。

・・・と書きましたが

ほんとは『月と雷』より前に『ばかもの』はずいぶん出版されていて
読んだのも『ばかもの』のほうが先なんですけど。

絲山さんの作品はこれがお初。

まあ、私って本当にいままで何を読んできたかってぐらい
メジャーな作家さんの作品を読んだことないんだなあって
お恥ずかしい。

冒頭部は 刺激的―(笑)と感じる人
モジ(((*´ε` *)(* ´З`*)))モジと感じる人もいらっしゃるかとおもいますが
(私のようなオバチャンは「若いわねえ(´,_ゝ`)プッ」って思う・・・)←えっ?私変なこと
いってますか?

これは、物語上必要不可欠な描写ですね。(断言)

結果がこれでよかったのかどうかは
読み手によって分かれるところかなって思いますけど、

私はいいと思います。

『ニッポンの書評』を読ませていただいてから~の
こんな文・・・・

全然、だめだわ。

だって、書評じゃないもんーーー

すみません、超無責任で。horsedash

これじゃ私が「ばかもの」だ。

ではでは。

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2012年10月26日 (金)

角田光代さん著『月と雷』を読んだ。

こんにちは(*^^)v

柊です。

今日はこの本。

『月と雷』

(角田 光代/著 中央公論新社/出版社
2012年7月/出版日 4120043991/ISBN)

「たられば・・・。」って言葉が頭の中でぐるって回りました。

登場人物が私の人生の中で、あとあえず出会ったことが
ないであろう人たち。

気が付かなかったっていうのが正解か。

それはたまたまであって、これから先わかんない。
自分もその中にいる可能性もあるわけだし。

まあ直子のようにはならない・・・っていうか、なれない。
だって、私がベンチにずっと座っていても
だれかが無償で世話してくれるなんて思えんもの。

いくつになっても、そういう
ほおっておけない人っているんだろうか。

いるんでしょう、きっと。

それはさておき、人との出会い、ちょっとしたすれ違いでも
進んでいく先が変わってしまうことって
それは万民にあるのでしょう。

もちろん、その逆も。

良い方に向かう、悪い方に向かう。

悪い方に向かうっていっても、それ、起点になったと思われる人のせいかっていうと
違うんだよなあ。

私だって、自分の選択したことが
人様に影響を与えているってこと絶対ある。

そういうことを頭の片隅に入れておくと
頭にくることが減るかもしれない。

・・・あ、そういう話ではないですね。

いつもいつもすみません。的外れで。

ではでは~。

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2012年10月25日 (木)

森まゆみさん著『町づくろいの思想』を読んだ。

こんにちは(*^^)v

柊です。

今日はこの本。

『町づくろいの思想』

(森 まゆみ/著 みすず書房/出版社
2012年7月/出版年 4622077108/ISBN)

「あーもうなんて素敵な人なんだろうな」って
思ってしまう。

森さんになるのは、私にとってかなりハードルが高いですけども、
ちょっとでも森さんに近づければ
住んでいる地域だけじゃなくて、日本も変われるんじゃないかなーって
思わせてくれる本でした。

人が動くってこと、声を出すってことが大事だよね。

今の自分と照らし合わせると、
自分のことで精いっぱいで・・・。

そうじゃないんだよなあ、なにかちょっとでもできること
あるはずなんだよなあって。

「こんなことやってます!!」みたいなことじゃなくても
いいんだよね。

うーん、それはいったいなんだろう。

1日のうちでちょっとでもそんなことを考える時間を作ってみようっと。

ではでは。

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2012年10月24日 (水)

佐渡 裕さん著『僕はいかにして指揮者になったのか』を読んだ

こんにちは(*^^)v

柊です。

最近、結構本を読んでいるのですが、書き留めていなくて・・・

あわててまとめて書いています。

今回は

『僕はいかにして指揮者になったのか』(文庫)

(佐渡 裕/著 新潮社/出版社 
2010年8月/出版日 ISBN/ 4101335915 )

です。

職場のKさんからご紹介をいただいた本です。

最近、そういう風に出会う本が多いです。

さて、
全然、上手ではないんですけど、
私中3までピアノ習ってて、高校は吹奏楽部で、
短大では市民吹奏楽団でクラリネットを吹いていました。

そんなこんなで、某○XILEも大好きですけど
クラシックも好きなので、とっても楽しく読めました~

が!クラシック好きでなくても、
音楽を愛する人なら、いや、そうでなくても
読後すっきり爽やかな気持ちになるんじゃないかなって思いました。

この佐渡さんの人を引き付ける雰囲気が本全体に漂っていてとても良いです。

個人的には巨匠バーンスタインが、佐渡さんを指導するところが
とっても好き。

世界の小澤さんとのやり取りも、いいですね。

佐渡さんが所属している事務所の佐野さん
(苗字が似ていてわからなくなっちゃったりして)が
また素晴らしい人なんですね。

人と人とのつながりってとても大事なんだってことがよくわかります。

・・・とこんなことを書いていますが
まだ佐渡さんの指揮を見たことがないのです・・・

すみません、すみません。

機会があったらぜひとも聴きたいです。

・・・といいつつ、井上道義さん指揮、サンクトぺテルブル交響楽団の演奏会
申し込みました。

まだまだなんだけど、楽しみにしています。

あーまた支離滅裂。

ではでは。

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2012年10月23日 (火)

桂 望実さん著 『頼むから、ほっといてくれ』を読んだ

こんにちは(*^^)v

柊です。

久々に読んだ本のお話を。

『頼むから、ほっといてくれ』

桂 望実/著
幻冬舎/出版社
978-4344022263/ISBN
2012年8月/出版日

オリンピックを目指す、若きトランポリン選手たちの
それぞれの生き方、想い、
そして彼らを取り巻く人々のそれぞれ。

この「トランポリン」という競技なのがまず、いいですね。

練習しているところをみたことは、ある。

でも、ルールとか全然知らなかったし、
大会にもいったことがない。

私が高所恐怖症なので、
「あんなに高いところで勝負をするってすごいなあ。」と思うんですよ。

トランポリンという競技
スポーツをするということ、
そして、オリンピックという場所。

読んでよかったな。

ありがとう、Mさん!紹介してくれて!

私もこの競技みたくなりました!

ではでは~。

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2012年9月20日 (木)

鹿島田 真希さん著『冥土めぐり』を読んだ

こんにちは(*^^)v

今日は読了した本の話を。

本日はこちら。

2012年(147回)芥川賞『冥土めぐり』。

鹿島田 真希/著
河出書房新社/出版
2012年7月/出版日
978-4309021225/ISBN

この本には2作品入っており、
受賞された『冥土めぐり』もそんなに長い作品ではありません。

私の常套句で大変もうしわけないのですが
今回も
初体験の著者さん。

読み始めて、

「ああ・・・この本のタイトル『冥土めぐり』だったわ・・・・」il||li _| ̄|○ il||li。

母親と弟、主人公。

そして、主人公とその夫。

2つの家族の様子。

2つの家族のどちらにも所属している主人公。

自分がみつかりましたか?

奈津子さん。

人の生き方は様々。

「幸せだな」と思えるアイテムも人それぞれ。

そのアイテムの程度も人それぞれ。

人生途中で幸せがグッと身近にあることに気が付く瞬間って
あるんだけどね。

そこに気が付く人でありたいな。

ここでの母や弟はそれになかなか気が付けない人たち。

気が付こうよ。


この本には『99の接吻』という作品も入っています。

ええっ・・・・とsweat01

ああ、ちょっとこのシチュエーションは、いやだなあって
正直おもいました。

申し訳ない、私の たいしたことない人生経験では理解できませんでした。

私も3姉妹だけど、こんなことないし。

ぞぞっと感が・・・・(lll゚Д゚)

せっかく舞台設定は素敵な場所なのに。

住んでいないからわからないだけなのかもしれないけど。


私の感想にがっかりしてしまった方、ごめんなさい。

うーん、もう謝るしかない。

失礼いたしました。

 

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2012年9月13日 (木)

松尾スズキ氏『ふくすけ』を読んだ。

こんにちは(*^^)v

先ほど愛用していたiPodをポッケに入れたまま、

洗濯してしまった柊です。shock

楽しい時も辛い時も一緒に乗り越えてきたのにぃぃぃぃ。

旧モデルの4GBで、ゴロンとしたフォルムがすっごくすきだったのに。

しくしく(´;ω;`)ウウ・・・

とりあえず、乾かして(放置?)みます・・・


さて読んだ本の感想を。数冊ため込んでます。

本日はこちら・・・。

『ふくすけ』

松尾スズキ/著
白水社/出版社
2002年10月/出版日
978-4560035702/ISBN

7月にBunkamura ミュージアムで開催された

「スイスの絵本画家 クライドルフの世界」を観に行ったとき、

シアターコクーンのチラシを見ていたんです。

その時に、9月2日まで公演していた『ふくすけ』のものもありまして
すごく気になってチラシを持って帰りました。

そしたら、たまたま、本も手に取る機会がありまして、
早速読んでみた次第です。

この本は、シナリオです。

松尾氏の作品は初体験。

舞台だからこそのストーリーだなと。

底知れぬところから、わき出る、エネルギーっていったらいいのか、
なんかうまく言えないけど、(いつもそうなんだよなー私)

最初、大毒気にやられました。

でも、

人間の本来持っているうちの1つ、それを表にだすか、ださないかの
ちがいなだけだと。

ラストは切なくて、実際、舞台を観にいっていたら

どう感じるんだろう。

電車の中でかなり悶々としていたと思われる。

そんな作品でした。

かなり大きなテーマなのに、

「感想それだけっ??」って思われること間違いナシ!

すみません、お役に立てなくて。

誰に言っているのか、いつもわからない柊ブログでした。

ではでは。

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2012年9月12日 (水)

赤坂真里著『東京プリズン』を読んだ。

こんにちは(*^^)v

久々に読んだ本のお話をしようと思う柊です。

さて今回は

赤坂真里さんの『東京プリズン』。


河出書房新社/出版
978-4-309-02120-1/ISBN
2012.07.09/出版日
1890円/定価(税込み)

私の同僚Kさんから教えていただいた本です。

『文藝』に連載されていたときから、注目されてきた作品だそうです。

全然、知らず、失礼いたしました。←誰にいっているのだろう。

出版されてからすぐに、各新聞社で、紹介されていました。

日本からアメリカに留学する15歳のマリ。

学校から本来の学年に進むために課された
ディベート。

それは「東京裁判」。

戦争、戦後、日本、家族、戦争責任、宗教、国、民族、そして今の日本社会・・・

ディベート中のマリを(マリ個人だけではなく)
語彙の少ない私はこんな言葉でしか言い表せないのですが
「頑張れっ!」って。

読み終わったときに、どっど疲れがきました。

わからないところは強烈にわからなくて
そのわからないことをなんとなく
通り過ぎることができずに
何度も何度もそこを読み返して、考えたためだと思う。

私も1964年、しかも11月生まれ。

マリと一緒です。

同じ年に生まれたというのはわかっていて
読み始めましたが、月まで同じだったとは。

ご先祖についてのところもちょっと似たような所もあって
かなり驚きました。

この本に呼ばれた気がしました。

教えてもらったくせにね。(^-^;

この年頃の自分、何をしていたかな。

マリは東京そしてアメリカ、私は北海道のさほど大きくない市。

戦争に関して、全く友達と話したことがなかったけれど、

「なぜ日本はあの時、戦争したのかな?」とか
「なぜ、ナチスはあんなことをしたんだろう」とか
ずっと、流れていて、

あまり意識はしていなかったけど「戦時における人間の心理」とかに
関心があったのかなって

今振り返ると思います。

(今も私は答えを捜しているので、その類の本を知ったりすると、
買ってしまったり、借りてしまったり。)

もし、自分にマリと同じ、役回りがやってきたとしたら
周りの子たちよりは、関心があっただろうけど、
あそこまでやれるかっていうと絶対無理。

今だってむり。


マリ、頑張ったね。

今の日本に通じる何かを
この作品から見つけることが、できるかも。

そんな予感はしました。

何度も何度も読めば・・・。

とは言ってみたものの、見つけられるかな・・・・

急に自信喪失。coldsweats01

気を取り直して、

読んでいて
よくわからなかった部分が気になって、
参考文献をみました。

『一万年の天皇』

上田 篤 /著
文藝春秋/出版社
2006年9月/出版日
4-16-660525-9/ISBN

著者の上田さんは建築学者で建築家。

そんな方が天皇のことを書いていらっしゃるのが
面白いなと。

これを読んで、ちょっと
『東京プリズン』でもやもや、わからなかったことが分かったような気がしました。

読み終わってから、すぐに感想を書き始めたのに
なんだか進まず、

1か月半以上もほったらかしでした。

いけませんね。

もう、記憶がかなり飛んでいるもの。

そんなことで、今回は「『東京プリズン』を読んだ。」でした。

ではでは。

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2012年7月10日 (火)

本の話

こんにちは(*^^)v

先ほどTBSの「金子みすゞ物語」見ました。

上戸彩ちゃん、すごく良かった。
びっくりした。

随分前にやっぱりドラマでみすゞの生涯を見たことがありますが、みすゞ役は誰だっけ?おっそうそう松たか子さんでした。

あちらも良かったですが、(調べたらやっぱりTBS。それも2001年!)
今回は去年のCMなど、いろいろな事を考えて見たので
よりぐっと来るものがありました。

彩ちゃん、本当に素晴らしかったです。

さて、本の話を。

『からのゆりかごー大英帝国の迷い子たち』
マーガレット・ハンフリーズ/著
都留信夫・都留敬子/訳
日本図書刊行会/発行
9784823108761/ISBN
2012年2月改訂/発行日
です。

著者紹介をします

''英国ノッティンガムのソーシャルワーカーとなり、
第二次大戦後
英国の福祉施設からオーストラリアに
集団移住をさせられた子どもたちが
存在することを知り、
彼らの親探しと人権復権のために
児童移民トラストを設立。''
(著者紹介より引用)

衝撃の本でした。

こんなことが、大昔ではなく、行われていたなんて。子どもたちには、家族がいたのに、
いないと思わせたり
うけ入れ先では、養子に入るわけでなく、十分な食事も与えらず、子どもだというのに、重労働、不衛生、虐待・・。

恐ろしくて、震えが来ました。

「自分とは何か、一体何者なのか」
移住させられた子どもたちは長い長い間
自問し続けていたところ、マーガレットという人がやっとやっと現れた。

マーガレットの活動は
大きなものと対峙しなくてはならず、身の危険、家族の危険まで脅かされますが、素晴らしい家族(特にご主人が素晴らしい!)
、手助けしてくれる仲間たちに支えられています。

一ページに二段に書かれて頁数は379頁。
かなりのボリュームですが彼女が持った使命は
ものすごい大きなもので
これでもまだ書き足りなかたのではないでしょうか。
「オーストラリアの過疎化している土地に
同じ英国の血が流れている子どもを送り、人口を埋めていこう。それでないと
多産なアジア人にとられるから。」

という主旨の、記載を見たときは第二次大戦で南下していたのは日本なわけで、
アジアとは書いてあるけど、日本のこと?

著者紹介では
第二次大戦後って書いてあるけど
(児童移民を初めて知ったきっかけの方がその時期だったってことかも)
本文には第一次大戦のあたり(終わってからかな?)から
始まったと書いてあったと思います。

マーガレットのこの活動を映画化したのが
「オレンジと太陽」。

劇場公開日は4月だったけど、まだ観られるところがあるので
次の休みにいこうと思います。

マーガレットたちが大変な苦労をして、手繰り寄せた子どもと親をつなぐ糸。
それが手と手をつなぐまで行きついて、
再会を果たすシーンには泣きました。

すごい人だ、マーガレット。

ではでは。

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